e-Taxで所得税納税・・・したはずなのだが

社員やアルバイトに給与を支払った場合、「所得税」を会社が預かっておいて翌月の10日までに国税庁に納税しなければなりません。

いまはネットで「申告」「納税」ができる「e-Tax」というのが主流です。

あらかじめ登録して、ログインIDとパスワードを取得しておきます。

国税庁のHPから「e-Tax」にログインして、所得税の申告書を入力して送信します。

【記載事項】

　①給与支払い日

　②人数

　③課税対象金額

　④所得税額

◆給与計算が終わったら、この①～④をあらかじめメモっておくといいでしょう。

これで「申告」は完了・・・ですが、まだ「所得税」は納税していません。

「e-Tax」のHPが分かりにくいためここで間違ってしまうことが多いのですが、申告書を送信した後に「送信の確認」というページに飛ぶと、いくつかのボタンがありその中に「今すぐ納税」「日付を指定して納税」の二つがあります。

すぐに引き落としでよければ「今すぐ納税」ボタンを、当日が10日より前なら「日付を指定して納税」ボタンで引落日を指定します。

あらかじめ登録しておいた法人口座から引き落とされますので、納税完了です。

慣れないと、申告しただけで納税を忘れてしまうことがあります。

私もよく、税理士から「5月納税してないですよ」　なんて言われることがありますよ。

e-Taxにログインした後、「申告＆納税」ではなく「お知らせ」のページに行って毎月の「申告」「納税」が完了しているかを確認できますので、ここをチェックすることをお勧めします。

国税庁のe-Tax、ホームページ慣れないと分かりにくいので要注意です。