住民税はどうやって決まるのか? 給与支払報告書の話
社員がいる場合、その社員の住んでいる区、市町村から会社に「住民税をこれだけ払ってください」という通知と振込用紙が送られてきます。
これはどのように決まっているかというと、毎年11月~12月くらいに会社に対して社員の住んでいる区、市町村から「給与支払報告書」を提出してくださいというお知らせが来ます。会社はこれを毎年1月31日までに提出します。
「給与支払報告書」は、使っている給与システム(会計システム)内に、「提出帳票」といった項目があるはずなので、そこから「給与支払報告書」をプリントアウトすればOKです。
この年間給与額に対して区、市町村が住民税額を決定して振込用紙を送ってきます。
なので、住民税は前年の年間給与によって決まるわけです。
【余談】
この「給与支払報告書」ですが、プリントするのは簡単ですが各市町村に郵送しなければなりません。ほとんどの市町村は返信用封筒なんて入れてきません。
これが結構大変です。
もちろん、同じ市町村ならまとめて複数人分入れますので、例えば練馬区3名、横浜市2名、みたいな感じですね。