キャッシュフローが大事② 思わぬ出費で大慌て!
キャッシュフローが大事、その2。
キャッシュフローとは要するに「いまお金いくらあるの?」「いついくら必要なの?」ってことですが、レギュラーで出ていくお金は大体分かっているので問題は「思わぬ出費」です。
①消費税
②労働保険
③年払いの保険料
④税理士の決算報酬
まあ、こんなところでしょうかね。
①消費税
納税額によって、年2回とか年1回とかあるんですが、消費税の納税はドカンっとやってきます。うちの場合は年2回の前期後期となっていますけれど、2月決算のため上期が3、4、5、6、7、8月で終わります。その2か月後に上期消費税納税がやってきます。つまり10月末です。同じく下期は9、10、11、12、1、2月で納税は2か月後の4月末にやってきます。うちの場合半期納税額が100万円程度なんですが、キャッシュフロー的には分かっていても大きな出費です。半期100万円なら毎月17万円貯金しておけばいいじゃん。。。というのは素人考えで、そこがキャッシュフローなわけです。毎月必要な経費がありますからそう簡単にはいきません。
②労働保険
労基署(労働局)に労働保険の届けを出すと支払額が決定しますけれど、毎年年に一回なので忘れちゃうんですよねえ。社員やアルバイトの人数にもよりますが結構負担になります。これを出さないと社員の失業保険、スタッフの労災保険が未届けとなり違法です。
③年払いの保険料
これは、年払いの保険に加入している場合のみ。
うちの場合はいわゆる「業務保険」に入っています。年払いで17万円程度。
お客さんにケガわさせたとか、セクハラ・パワハラとか、個人情報流出とかに備えるものです。
④税理士の決算報酬
たいてい税理士報酬は毎月数万円の支払いになっていますが、半期決算とか決算の月は決算報酬が発生します。まあ、毎月の額に5万~8万程度加算されるくらいですが、これも忘れててあわてることがありますねえ。
■いずれにしても、キャッシュフローが正常でないと経営はできません。
来月1,000万入金されるんだけど・・・では通用しないのが経営の難しいところです。