少数精鋭がベスト? ちょい組織論。
「少数精鋭」ってよく言いますよね。
規模や業態によりますが、ワンマン独裁体制の方がスタートアップ(起業時)には適していると思いますね。
少数精鋭は能力の高い「個」の集まりというイメージなので、組織というよりはプロジェクトチームといったあり様です。
「組織」である場合は、意思決定の早い独裁の方が効率的です。
なので、ベンチャー企業で「天才技術者」と「天才経営者」のコンビってよくありますけれど大体どちらかが離脱しますよね。笑
ザックリですが、企業の成長過程で考えると
①スタートアップ ⇒ 独裁制
⇒ スタッフは有能というよりは指示実行型
②フェーズ2 ⇒ 独裁&参謀制
⇒ スタッフは同じく指示実行型
③フェーズ3 ⇒ 独裁&四天王幹部型
⇒各部門でそこそこ有能なスタッフ
④フェーズ4 ⇒ 経営トップ、株主の考え方次第
⇒自然に有能な人材が集まる
てな感じなんじゃないでしょうか。
いずれにしても、スタートアップ時には「少数精鋭」は実は良くなかったりしてね。
ですから、フェーズ2くらいまでは「優秀な社員がいない」「優秀な社員を雇う金がない」のが当たり前です。そこは悩まなくていいんです。
わたしも何社かベンチャー企業のスタートアップ期からフェーズ2くらいのタイミングで働いたことがありますが、強烈なリーダーシップの独裁社長でないとなかなか経営は難しいです。
この体制の欠点は100%トップの能力に依存していることなので、成長は早いですが失敗も起きやすいです、、、乗っ取られるとか、ね。