仕事とはエントロピーを減らすこと
「仕事」をするとエントロピーを増やしてばっかりの人がいます。
エントロピーとは「煩雑さ」、つまり「面倒なこと」「タスク」と考えたらいいと思います。部屋を片付けるとエントロピーが減ります。2週間くらいすると部屋が雑然としてきて1ヶ月くらいすると汚く散らかってきます。エントロピーは放っておくと増えるので減らす必要があります。部屋の場合は掃除や整理整頓ですね。
「仕事」では、本人は一生懸命やっているつもりでもエントロピーを増やしてばかりならそれは自己満足でしかない「仕事ごっこ」をしている可能性があります。
「トイレをきれいにする」という「仕事」の場合、よくありがちなエントロピーの増大パターンを見てみると、、、
①掃除のシフトを組むためにスケジュールを各社員からメールで出してもらう
②トイレ掃除の担当シフトをエクセルで組む
③スケジュールをプリントアウトしてトイレに貼る
④担当者がトイレ掃除をしたら時間を記入し名前欄にチェックを入れる
⑤トイ掃除をやっているか毎週上司がチェックする
⑥掃除を忘れている人をエクセルで一覧にする
⑦忘れた人を朝礼で発表して注意喚起する
⑧忘れた人は、反省文をワードで上司に提出する
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と、延々続きます(笑)
どんどんエントロピーが増えていますが、なんとなく一生懸命「仕事」をしている気になってしまうのが怖いですね。学校じゃないんだから。
これを、エントロピー減少の方向にもっていくとしたら、、、
①トイレ掃除を業者に発注する
以上
終わりです。(笑)
なーんだ、予算使えるなら最初から業者頼んでよ、と思うかもしれませんが
最初から「予算」「外注」という発想がない時点でダメですね。
仕事とは、エントロピーを減らすことです。