OPCEO’s blog

起業や会社経営などを中心に雑談的な話を・・・

代表取締役は社長なの?

名刺などに代表取締役社長という肩書を載せている方がいますが、実際にはこの肩書はありません。正しくは代表取締役です。

 

通称、一般的な呼び名として「社長」です。

だから、「社長いらっしゃいますか?」「社長にお話があります」なら問題ないですが、代表印などには「社長」とか「代表取締役社長」とはしません。

あくまでも「代表取締役」です。

 

代表取締役」は「取締役」のなかから選出され「株主総会」で承認された人です。

 

だから、会社の中で「社長」が「代表取締役」の人物ではなく「専務」だったり「駐車場係の社員」でも名付けるぶんにはかまいません。(社外に対しては混乱する)

 

社長の奥さんが「専務」で、どう見ても実権を握っているのが「専務」なら、社内では陰で「専務」を「社長」と呼んでいるかもしれません。笑

 

名刺に「代表取締役社長」と書いている人は、知らないわけはないのでわざとだと思いますが、あまり格好のいいものではありません。

一番偉い人」みたいな肩書だからです。

 

余談ですが、公務員の世界にも「社長」がいます。

学校では「校長」を「社長」、警察では「署長」を「社長」と呼んでいます。

組織内の隠語です。